信仰と供養

*戒名とは何?・・・・院号って?本来の意味は
以前から戒名や院号について間違った事が世に広まっています。メディアでは院号がつくといくらだとか平均の戒名料の一覧を載せていたりしています。本来、戒名料などというものはありません。金額によって戒名が変わったり、院号が付くものではないのです。曹源寺では金額によって変わったりしません。今回は戒名の意味や院号とはどういうものなのかお知らせしたいと思います。
*戒名とは
 仏弟子・信者としてのお名前です。中国では最初、2文字でしたが、書家や画家のように号というものがつくようになり、4文字となりました。ですから死者の名前ではありません。信仰をもって決意すれば菩提寺の住職や本山の禅師様に頂くことが出来るものです。仏弟子としてのお名前ですから誰でも勝手にきめて良いというものではありません。曹源寺現住職の戒名で言えば、大光修照の4文字となります。出家得度式の時に当時の住職である曹源寺25世泰忍義勇大和尚に頂いたものです。この4文字に檀信徒の方々の場合は信士とか居士とかつくのです。信士・信女は信仰のある人、つまり信者ということで基本的には信士・信女が4文字につくものです。居士・大姉というのは中国で維摩居士という人が僧侶とはならないが、信仰をもって仏教の教えを実践し行を修めたといわれています。この事から、信者であり、尚且つ、信仰の実践をしていく方に居士・大姉が4文字につけるようになったと云われています。曹源寺では花まつりの際に4文字の戒名をお付けしております。但し、信士等はその人の信仰がその後どうなっていくかによって変わりますので最初にはつけません。金額によって戒名が変わるのではなく、信仰によって変わることがあるのです。今、この時に戒名をもち、生きていく事も信仰の実践といえるものです。
*院号とは
 戒名の上につく称号です。院とは建物を表しており、寺院建立に多大なる寄進をしていただいた方に住職から贈るものです。代々院号が贈られるわけでもなく、その人一代のものです。又、信仰への称号ですから、本来現世での賞賛ではありません。どんなに社会において偉大なる方でも、信仰心もなく先祖を大切にしない方には贈れるものではありません。院号がつかないほうが普通なのです。